「待ってたぜェ!!この瞬間をよぉ!!」は文字通り、何かを待ちわびその瞬間がやって来た時に使うフレーズ。Twitterでよく使われている。
待ってたぜェ!!この瞬間をよぉ!!の元ネタ
「待ってたぜェ!!この瞬間をよぉ!!」というフレーズは、原作・佐木飛朗斗、作画・所十三のマンガ『疾風伝説 特攻の拓(かぜでんせつ ぶっこみのたく)』の登場人物・一条 武丸のセリフが元ネタ。「待ってたぜェ!!この瞬間をよぉ!!」は第6巻「第42話 ひき金が・・・」に登場する。
まず一条 武丸について説明すると、武丸は暴走族・魍魎(もうりょう)の九代目統領で、「鏖(みなごろし)の武丸」の異名を持ち、ツルハシなどのアブナイ凶器を使うことも躊躇しない恐ろしいヤツなのである。
一条 武丸は同じ学校の暴走族・爆音小僧を潰しにかかり、次々と爆音小僧のメンバーがやられていった。それにキレた爆音小僧の七代目頭・鮎川 真里(マー坊)は一人で武丸を潰しに行くことを決め、武丸のいるであろうキャロルというバーまで単車で乗り込みに行く途中、後ろから単車に乗った武丸が現れる。武丸は道中、工事現場で盗んだツルハシの先を地面につけてギャリギャリ言わせながら、マー坊に向かってこう言い放った。
随分・・・”遅”かったじゃねーかよ?”マサト”ォ・・・
待ってたぜェ!!この”瞬間(とき)”をよぉ!!
著作権の関係で該当シーンの画像は貼れないので、ご覧になりたい方はGoogle画像検索でどうぞ。→Google画像検索・待ってたぜェ!!この瞬間をよぉ!!
ご覧の通り、”瞬間”と書いて”とき“と読ませるため、正しい読み方は「待ってたぜェ!!この瞬間(とき)をよぉ!!」である。
武丸は人を殺めかねないツルハシという凶器を振り回すも、マー坊にハンドルを蹴られてバランスを崩し単車ごと車にぶつかる。そんな程度じゃくたばらない武丸は、道路の真ん中でマー坊とタイマンを張るが、なんやかんやあって武丸はトラックにぶつかって病院に運ばれることに。
実は武丸が事故ったのは暴走族・夜叉神の第19期総会長・鰐淵 春樹が関わっていて、武丸が事故ったことに対し、あの名台詞(?)「不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよ」を発した。
→不運(ハードラック)と踊(ダンス)っちまったんだよの元ネタ