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Channel: マンガ - 元ネタ・由来を解説するサイト 「タネタン」
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何の成果も得られませんでした

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「何の成果も得られませんでした」は文字通り、成果が得られなかった時、無駄に時間を過ごした時などに発する言葉。
主にTwitterでつぶやかれる。

何の成果も得られませんでしたの元ネタ

「何の成果も得られませんでした」というフレーズは、諫山創のマンガ/アニメ『進撃の巨人』が元ネタである。
調査兵団が壁外調査から帰還した際、調査兵団の一員であるブラウンの母親は息子が戦死したことを知り、母親は兵団長のキース・シャーディスに「息子は・・・役に立ったのですよね・・・」と尋ねるが、兵団長は涙ながらに「なんの成果も!!得られませんでした!!」と正直に告げるシーンが元ネタになっている。

以下、キース・シャーディス兵団長とブラウンの母親との会話全文

ブラウンの母親:
「息子は・・・役に立ったのですよね・・・
何か直接手柄を立てたわけではなくても!!
息子の死は!!
人類の反撃の糧になったのですよね!!?」

キース・シャーディス兵団長:
「もちろん――――!
・・・イヤ・・・
今回の調査で・・・我々は・・・今回も・・・
なんの成果も!!得られませんでした!!
私が無能なばかりに・・・!!
ただいたずらに兵士を死なせ・・・!!
ヤツラらの正体を・・・!!
突きとめることができませんでした!!」

コミックス第1巻「第1話 二千年後の君へ」より
進撃の巨人(1)
進撃の巨人(1)

キース・シャーディス兵団長は、エレン達が入隊した第104期訓練兵団のスキンヘッドの教官と同一人物である。
教官としてのキース・シャーディスは訓練兵に非常に厳しく、入団式で訓練兵を次々に罵倒していく姿が描かれており、第1話で涙ながらに謝罪した面影はどこにもない。
作中で同一人物だと語られていないが、アニメ版の声優は同じ最上嗣生氏が担当しており、よく見ると顔は同じなので同一人物であることはほぼ間違いない。

何の成果も得られませんでしたの使用例

Twitterでは「何の成果も得られませんでした」をネタにしたツイートが多数存在する。

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