「やれやれだぜ」は何かトラブルや困難なことが起こった時に発するセリフ。
やれやれだぜの元ネタ
「やれやれだぜ」は荒木飛呂彦のマンガ『ジョジョの奇妙な冒険』のPart3(第3部)「スターダストクルセイダース」の主人公・空条承太郎のセリフが元ネタである。空条承太郎はトラブルや困難が生じた時、呆れた時などに嘆息まじりに「やれやれだぜ」と言うのが口ぐせである。承太郎の娘の空条徐倫(ジョリーン)にも父の口ぐせである「やれやれだぜ」を模した「やれやれだわ」という口ぐせがある。承太郎の祖父であるジョナサン・ジョースターは第4巻で「やれやれだ」と発しているが、口ぐせというほどではない。
トラブルに巻き込まれやすく、ひねくれた性格を持つ主人公は「やれやれ系主人公」と称されることがある。『涼宮ハルヒ』シリーズの登場人物・キョン、『とある魔術の禁書目録』の上条当麻、『氷菓』の折木奉太郎など。彼らは「やれやれ」が口ぐせではないが、面倒なことやトラブルに出会うと「やれやれ」感を出す。現実の会話で「やれやれだぜ」と発すると嫌われたりウザがられたりする可能性があるので使いドコロには注意が必要。
やれやれの意味
「やれやれ」という言葉には2つの意味がある。
1つは安心した時に「これで安心」という意味で使う「やれやれ」。
もう1つは困難に出会った時、落胆した時に発する「やれやれ」。
承太郎が使う「やれやれだぜ」は後者の意味で使われることが多い。