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Channel: マンガ - 元ネタ・由来を解説するサイト 「タネタン」
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温州みかんでございます

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温州みかんでございますとは

「温州みかんでございます」は、様々なコラ画像のネタとして使われる画像。

「温州みかん」は「うんしゅうみかん」と読む。

温州みかんでございますの元ネタ

「温州みかんでございます」は、横山光輝の漫画『三国志』に登場するフレーズ。

単行本37巻に収録されている『奇怪な老人』という話でこの台詞が見られる。

合肥での曹操軍対孫権軍において和睦が成立した後、魏王を名乗り魏王宮を完成させた曹操。その完成を祝う祝宴のために、各州から名物珍味を献上するように通達を出す

それに対して孫権からは温州蜜柑が献上の品として送られた。はるばる都まで運ばれる道中、謎の老人が蜜柑を運ぶのを手伝っていた。

そうして都に届いた温州蜜柑。これを曹操の目の前に差し出す際の台詞が「温州蜜柑でございます」である。
温州みかんでございます
この人物は名前もない、ただの召使い。いわゆるモブキャラ

この後曹操が蜜柑を食べようと皮を剥くと、何故か中身が入っていない。それは運ばれる道中に現れた謎の老人こと左慈という仙人の仕業だった…。

ちなみに「温州蜜柑」というのは一般的なみかんのこと。温州蜜柑自体は日本が原産地とされているが、中国の温州が柑橘の名産地であったことにあやかり「温州蜜柑」と名付けられたという。

そしてこの時曹操に献上された物は、日本産の「温州蜜柑」では無く、温州の柑子(ミカンの一種)とされている。

ネタにされる「温州蜜柑でございます」

モブキャラのなんでもない一言だが、これが三国志ファンからは大人気。様々なコラ画像が作られたり、三国志の名場面を集めたLINEスタンプの一つにも選ばれるなど、『横山光輝三国志』の名言と言えば必ず挙げられるフレーズとなっている。

三国志スタンプ

コラ集でも頻繁に「温州蜜柑」というワードが登場する。

グッズも作られている

タネたんの一言
むむむ

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